映画のジャンルの中で一番縁のなかったホラー映画。恐怖度が高いほど残像が残るし後味も悪いから好き好んで見る事はなかった。
サロンでホラー映画をすすめられて試しに挑戦した時は、キャーキャー騒ぎながら見届ける事ができたけれど今は段々慣れてきて冷静に分析しながら観る事ができるようになり腸的見解から学ぶ事が多かった。
例えばその映画の中で自分は誰役に近いのか。
その役はどんな行動をして失敗していくのか。
または成功していくのか。
なぜその選択をしたのか。
など、今までは映画をこんな風に観る事なんてなかったので目から鱗だった。
ほとんどの追われ役は逃げればいいのに隠れたりする。隠れるのは自分が強いと思ってるから隠れるんだって腸は言ってた。そこまで考えた事なかった。強いと思ってるから見つかったとしても戦えると思ってしまう。
自分が助かる方法より人を助ける方法を選択して不利になったりもする。そして結局は誰も守り通す事なく自滅していく。
“みんなを助けたい”
思いつきの行動にはプラスになるどころかマイナスにしかならない事が分かる。冷静になって考えたらもっと違う方法があるという事さえも知らないままだった。
そうやってこの現実世界を生きてるからうまくいくはずなんてない。
自ら問題を作り上げて
自ら好んで失敗しているようなもの
現実世界を問題なく過ごしていくために重要な事を学んだ。映画もただ観るのではなく、違う視点で何度もみかえすと新しい気付きにもなるので幅を広げていきたい。